【黒雲製 モズライト Excellent65 レビュー】テケテケも好きだけど…

2019.01.04
【黒雲製 モズライト Excellent65 レビュー】テケテケも好きだけど…

購入理由

2001年に購入。モズライトを使用しているVENTURESも寺内たけしさんもRAMONESも好きですが、カート・コバーン(NIRVANA)がライブで使用しているのを見て、購入を決意しました。
この「Excellent65」は黒雲製モズライトの中では一番安価なモデルだったと思います。

カート・コバーンといえば、ジャガー、ストラト、ムスタングといったFenderギターを使用しているイメージが強いですが、モズライトも使用していました。

カート・コバーンが使用していたのはGospelロゴのモズライトとモズライトタイプのビザールギター(UNIVOXのハイフライヤー)ですが、印象に残っているのはGospelロゴのモズライトです。

DVD 「Live! Tonight! Sold Out!!」に収録されている「Dive」の演奏中に使用していたのが印象に残っています。1993年1月23日 Hollywood Rockでの演奏シーンです。

ピックアップ

古めかしい見た目が好きだったので、音のことなどはあまり気にしていませんでした。
純正リアピックアップの音はほとんど聴かず、カート・コバーンがジャガーのリアピックアップに使用していたディマジオのスーパーディストーションに換装しました。
極端に歪ませたりしなければモズライトらしい音は残っております。

モズライトといえば0フレット

0フレットのメリットといえば、

  1. 開放弦の音が他のフレットと同じ音質になる。
  2. 開放弦の音が狂わない。
  3. 低い弦高を維持しやすい。

などがありますが、正直、①と②は他のギターと違いを感じたことはほとんどありません。③は納得で、薄いネックと細いナット幅との相乗効果でとても弾きやすいです。

購入してから気付いたこと

モズライトのアームのスプリングって本体にくっついているわけではないんですね…。
弦を外すとスプリングも一緒に外れるわけですが、弦を張る時にスプリングをかましながら張らないといけないのは少しめんどくさいです。というか少し気を使います。
しかし、そのめんどくささも「古めかしい見た目」に一役買っていると思えば、なんてことないです。

いつか純正ピックアップに戻すのもありかなと思っております。

Mosrite Excellent65 SPEC

ボディ材質バスウッド
フィニッシュポリウレタン
ネックメイプル
指版ローズウッド
フレット数22(0フレット有)
ナット幅39mm
スケール625mm
ブリッジ固定
ピックアップフロント : L-2000
リア : DiMarzio ディマジオ ピックアップ “Super Distortion” F-Spacing Black DP100F-BK